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熱中症のホームページ Jr.
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備万端(じゅんびばんたん) 暑さ対策(たいさく)
 対策(たいさく)の基本(きほん)は、コンディショニング
 「暑さに負けないための方法(ほうほう)ってなんだろう?」、「熱中症(ねっちゅうしょう)にならないためには、どうしたらいいのかな?」 これは、とっても簡単(かんたん)なことなんですよ。 それはですね・・・
 
(よる)10時になる前に ねて、朝(あさ)7時くらいに起きる
[ねる時間と おきる時間を決めたら、かえない]
たくさん ねる
[8時間よりも たくさん]
しっかり、ごはんを食べる
[強(つよ)くなるためには、なんでも たべる]
外にでるときは、帽子(ぼうし)をかぶる
いつでも、飲(の)みものを飲(の)めるようにする
[「のどが かわいたな」と思う前(まえ)に、飲むようにする]
 
 「いつも先生やおかあさんに言われていることだよ」 と思ったでしょう。でもね、まずは、このことをしっかりやっておくと、体が元気(げんき)でいられるんだよね。
 この 「いつも元気
(げんき)でいる」ということが、暑さに負けずに強くなるための秘密(ひみつ)なんです。
 [それと、こういうように いつも元気でいることを、コンディショニングと言います]
 
 コンディショニングの しかた、やりかた
 自分の体がどんな調子(ちょうし)でいるのか、ということをわかって、スポーツをするということは、とっても大切(たいせつ)なことなんです。それは なぜかというと、疲(つ)れているときにスポーツをしても、うまくなるのに時間がいっぱいかかってしまうということ、それだけでなく、ケガや熱中症(ねっちゅうしょう)にもなりやすいからなんです。
 だから、まずは自分の体にきもちを向けてみる、ということをしてみましょう。では、その方法
(ほうほう)を紹介(しょうかい)しましょう。
 
 その一 体重(たいじゅう)をはかる
やりかた@
まいにち、決まった時間に体重をはかります。

体重が急に
(へ)っていったら
・・・ちゃんと食事や睡眠(すいみん)をとっていますか?、もし、しっかりできていなかったら、ちゃんとたべる、ねるようにしましょう。

体重が急に
(ふ)えていったら
・・・おかしのたべすぎ、ジュースののみすぎ、など食事もふくめて、たべている内容に問題があるかもしれません。

 
やりかたA
日に2回、はかります
 1回目・・ 朝、学校や練習
(れんしゅう)に でかける前
 2回目・・ 夕方、家に帰ってきた時(おフロの時など)

1回目の体重から、2回目の体重
(たいじゅう)を引き算(ひきざん)すると、たぶん へっていることが多いかな。

その引き算の答えが、いつもの自分の体重の2パーセント以内になっているようにしましょう。

けいさん式[1回目の体重−2回目の体重=いつもの体重の2%以内にする]

例 [朝50.0kg−夕方49.0kg=1.0kgならばOK! (50.0kgの2%は1.0kg)]

※ パーセント(%)のけいさん方法
もともとの値に、1%の桁ならば、0.01の桁でかけ算をします
(10%の桁ならば、0.1の桁でかけ算する)
例 [50.0kgの2%をだす場合には、50×0.02とします。けいさん結果は1ですから、答えは1kgですね。]

 
もし、2パーセントより おおくへってしまっていた時には、スポーツ中の水分補給
(すいぶんほきゅう)が、すくないのかもしれません。しっかり飲んでますか?
 
 その二 脈拍(みゃくはく)をはかる
 朝、おきたとき、お布団からおきあがる前(おフトンの中で)に、自分の脈(みゃく)を数えてみましょう。その数えた脈の数を毎日書いておいておきます。

もし、いつもより数が多かったら
・・・疲れがとれていない、カゼ、体調が悪い、などかもしれません。今日の練習に気をつけて、練習の量は、少なくするようにしてみるとよいでしょう。

※ 脈(みゃく)の数え方
おや指があるほうの手首(てくび)のところに「くぼんだ、少しへこんだ」ところがあります。そこに、反対の手のひとさし指、なか指、くすり指の先の腹(しもんがあるところ)を軽く押しあてます。
15秒間で何回あるかを数えます。時計とにらめっこして、数をかぞえてください。
そうしたら、数えた数をに、4をかけ算します。その答えが今日の脈(みゃく)の数とします。
 
 つづきは、ちょっとまっててね
 
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