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事故の事例
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jump!  事故発生年月日
jump!  発症者の経歴等
jump!  事故発生場所及び状況
jump!  事故当時の気象状況
jump!  事故日までの気象状況
jump!  事故に至る経過
jump!  出典

登山中の高校二年生が
熱射病により死亡した事故
 事故発生年月日

1994(平成6)年7月23日
 

 発症者の経歴等
 S県内の高校二年生(男性、17歳)。
山岳部に所属。
 
 事故発生場所及び状況
Y県A町のA岳(標高1870m)
 
 事故当時の気象状況
    Y県Y市  Y県O
日時 天気
概況
気温
湿度
風向
16方位
風速
m/s
日射
0.1h
雲量
10分比
気温
風向
16方位
風速
m/s
日射
0.1h
7/23 01:00   23.4 83 NNE 1.3     20.0 - 0  
02:00   22.5 85 SE 1.1     20.3 - 0  
03:00 22.2 85 S 0.6   8 20.5 - 0  
04:00   21.9 87 - 0.2     20.4 - 0  
05:00   21.7 88 SE 0.8 -   19.7 - 0  
06:00   22.7 85 - 0.0 0.5   19.8 - 0  
07:00   24.5 78 WNW 0.5 1.0   21.9 - 0 0.6
08:00   25.5 75 S 1.0 1.0   24.7 E 1 1.0
09:00 27.5 66 NW 1.3 1.0 5 26.7 NE 1 1.0
10:00   29.3 62 NNE 1.0 1.0   28.3 ENE 1 1.0
11:00   31.2 56 NW 1.4 1.0   29.6 SSW 2 1.0
12:00   32.3 54 SW 1.5 1.0   303. NE 2 1.0
13:00   31.2 57 ESE 2.8 0.2   31.2 NE 1 1.0
14:00   31.4 55 SE 2.0 0.3   30.3 S 2 0.7
15:00 31.5 57 ESE 3.7 0.4 5 29.8 NEN 2 0.8
16:00   31.1 57 ESE 5.1 0.8   29.3 NEN 2 0.8
17:00   29.4 63 ESE 5.9 1.0   27.9 E 2  
18:00   27.9 66 ESE 6.3 1.0   27.0 ESE 2  
19:00   27.0 68 ESE 5.3 0.3   25.5 SSE 1  
20:00   26.2 70 SE 3.3     23.1 - 0  
21:00 快晴 25.4 77 SSE 2.0   0 21.7 - 0  
22:00   24.9 78 S 1.8     21.7 - 0  
23:00   24.3 81 S 1.7     218 - 0  
24:00   23.8 82 SSW 0.8     21.8 - 0  
平均     26.6 71   2.2   4.5 24.7       
最高
(大)
    32.6   ESE 6.8     31.2 ESE 2  
最低
(小)
    21.5 53         19.7        
 
 事故日までの気象状況
天気概況
06-18時
気温

平均
気温

最高
気温

最低
湿度

平均
風向
16方位
風速
m/s
平均
風速
m/s
最大
 S県K市
7/17 曇後晴 28.8 35.6 24.8 71 SSE 2.1 4.9
7/18 曇後一時大雨、雷 25.0 29.0 22.8 84 ESE 1.9 4.7
7/19 曇時々晴一時雨 25.8 30.9 23.1 84 SW 2.4 5.5
7/20 27.4 32.3 23.5 76 ESE 2.3 4.2
 Y県Y市
7/21 曇時々晴一時雨 26.8 32.9 23.1 76 SE 1.5 5.7
7/22 晴一時曇 26.9 33.1 22.8 72 ESE 2.4 7.5
7/23 26.6 32.6 22.5 71 ESE 2.2 6.8
7/24 27.3 34.2 21.3 70 ESE 1.6 3.8
 
 事故に至る経過
 この高校の登山パーティーは、生徒9名に引率の教諭3名の計12名で構成されていた。
7月21日にまず、A岳のふもとにあるA鉱泉で一泊した後
22日にA岳に登頂し、頂上にてキャンプを張って一泊した。
 翌23日に下山開始。午後1時すぎごろ、頂上から5km下ったところで
部員1名が疲労と高熱を出すなど体の不調を訴えた為、動けなくなった。
そのため、予定を変更してその地点でキャンプを張ることにし
救援を求めるため、他の部員が先に下山した。
 下山した部員は、24日午前にS市にあるS警察署に届け
Y県山岳救助隊とS署員らが救助に向った。
 24日、残りの引率教諭と部員とで、A鉱泉へ救助を求めるため下山を開始した。
救援の隊員らと合流、隊員らによって疲労で動けなかった部員を
A町にある病院へ搬送した。
午後3時すぎ、熱射病によるショック症状で死亡。
 
 出典
河北新報 平成6年7月25日
朝日新聞 1999年1月26日 朝刊 地方面
朝日新聞 1999年4月23日 朝刊 地方面
朝日新聞 1999年4月23日 朝刊 地方面
朝日新聞 1999年7月20日 朝刊 地方面
 
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