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熱中症の応急手当
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予後 熱中症の予後

準備
 熱中症にかかった者が発生した際の対応として、準備しておくことなどについてです。
 
 救急・医療機関との連携
 事例を読んで頂ければわかるとおり、死亡事例の中には、医療過誤によるものも発生しています。意識障害を伴いような熱中症(V度程度)においては、迅速な医療処置が、生死を左右します。また、発症から20分以内に体温を下げることができれば、確実に救命できるともいわれています。

 実際、熱中症になった者を、医療機関へと搬送する場合、下のような二通りの方法が考えられると思われます。
[1] 救急車による搬送
[2] それ以外、自家用車、タクシーなどでの搬送
 以下、具体的に考えみましょう。
 
 救急車による搬送
 熱中症のV度程度の症状がある場合や、事情により別な搬送方法が行えない場合など、119番通報(直接に消防署への通報も含む)を行う前に、通報の前に下の内容を確認しておくことが大切なものとなります。これは事故になる前に確認をしておく内容も含みます。

[1] 熱中症になった者の状態
  (意識の程度、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)
[2] 熱中症になった者のプロファイル
  (名前、性別、年齢、住所、連絡先、運動歴、身長、体重)
[3] 熱中症になった際の環境の状況
  (活動開始時刻、気温、湿度、活動内容など)
{4} 事故発生場所の詳細
  (住所、連絡先、その場所の目安、行くための手順など)

 次に、連絡通報を行いますが、可能な限り事故発生から迅速に行う必要があります。そのため、通報のための手順や手間を、出来る限り少なくしておくことが適切と考えます。危機管理対策ということになるかと思います。

[1] 学校や施設などでは、通報手順のマニュアルを作成しておき、その内容の手順をは簡略化しておくこと。また、事前に訓練を行なっておく。

[2] マニュアルには、数種類のバリエーションを用意し、確認に必要な担当者がいなくとも行えるように作成をする。

 搬送の実際
熱中症の発生 すみやかに熱中症になった者の状態を観察し、手当を行なうことが必要です。
119番通報 事前に確認した内容を報告する。
ただし、携帯電話での通報の際には、特段の注意が必要となります。

※ 携帯電話で救急車を呼ぶ際の注意
○電源は切らず、電波の届くようにしておくこと。
○携帯電話の際に、119番は使用せず、管轄の消防本部の電話番号を確認しておき、そこへ連絡・通報を行う、というのも良いでしょう。
○連絡先は携帯電話にメモリー(記憶)されておくことが最善です。

入り口や目安となるような場所に、救急隊到着時にスムーズな対処ができるよう、道案内の者などを設置しておきます。
救急車到着 119番通報から救急車が到着するまでの時間は、地域により大きな差があります。都市部では、交通事情に影響されなければ、数分以内で着くと予想されますが、郊外や過疎地域においては、通報から到着に30分やそれ以上かかる場合も考えられます。

熱中症の手当は一般に発症から20分以内の手当が必要とされています。そのため、ここから考えられることは、救急車を待つようなことはせず、迅速に手当を行なうことが必要となっているということです。
トリアージ 救急隊は到着後、熱中症になった者を観察し、その者の状態の判断を行います。これを専門的には、トリアージと呼びますが、その際の対応は、救急隊の判断に任せるということが大切です。

救急隊は様々な状況から、その時に適切な医療施設へと搬送を行ないます。
この事情には大変に難しいものがあり、一般に判断できることではありません。そのため、救急隊の判断に任せる必要があります。ただ、救急隊の処置に手伝えることがあれば、進んで協力するということは必要なことです。
救急車出発 継続して手当が行なわれます。
この時点で希望される処置としての課題は、深部体温のモニタリング、が考えられます。深部体温の把握には、直腸での測定を行なうことが最善ではありますが、現状それが可能な医療施設が限られているという事情があります。ただ、正確な体温を迅速に把握するということは、医療施設到着後の処置に重要な要素と考えます。
病院到着  

 熱中症でも重度なもの(V度程度)においては、一般に集中治療が可能な医療施設が必要となることが多いと考えられます。ただ、日本国内の事情では、集中治療の施設を持っている病院は少ないものです。また、そのような病院(第三次救急医療施設)へは直接に救急車が行くことができないこともあるようです。

 そのため、できる限り適切な処置が可能な病院へ搬送されますが、この搬送先を救急隊へ要望するということは避けるべきです。そのための確認の時間を費やしてしまうことになります。熱中症は迅速な手当がもっとも大切なことです。集中治療ができなくとも、その前に行える手当はあります。よって、そのような要望を行なうということは、現時点では避けるべきと考えます。

 ただ、熱中症事故の現状より、救急隊が直接に第三次救急医療施設へ搬送することも十分に可能となるよう、今後の検討が望まれます。
 
 自家用車などでの搬送(救急車によるもの以外)
 救急車による搬送ができない場合や、症状の軽症度の場合には、自家用車などで医療施設へ向かうことになるかと思われます。その際の手順を検討してみましょう。

 熱中症に対応できる医療施設は、基本的には救急救命の診療科目を持つ施設となります。また、診療科目としては、通常、内科、小児科などの診療科と考えます。

 ただ、熱中症は症状が複数にわたることが多く見られますので、その内容に応じた対応診療科目というものが必要となっていきます。また、これまでの熱中症事故より、搬送先の選択に不適切な事例が見られることがあります。よって、ここから救急救命、集中治療の可能な施設への搬送という考え方が生まれます。

 そのためには、事前に医療施設との間で確認と連携のための作業を行なったおくことが必要となります。学校や施設、合宿などの際でも、事故発生時の際に、迅速な対応を可能とするためには、怪我や病気の内容に応じて、向かう医療施設を決めておくということは必要なことと考えます。

 もし可能ならば、連携を行なっておくことができれば最善です。これは、日頃よりの健康診断などで関係が構築されていれば、処置の対応が一層に最善なものとなります。
 
 搬送の実際
熱中症発症 すみやかに熱中症になった者の状態を観察し、手当を行なうことが必要です。
医療施設へ
連絡・確認
事前に連携や確認がとれている場合には、その施設へと向かうことになると考えます。

それ以外の場合や判断に困った場合など、119番もしくは管轄の消防署へと連絡し、病院を紹介をもらうということができます。この場合の連絡の仕方は、救急車にての搬送と同様なものとなります。
医療施設へ
出発
自家用車もしくはタクシーなどで行くことが多いと考えますが、その際には、クーラーを十分に効かせたものとすることが望まれます。ただし、本人が寒いと訴える際には、この限りではありません。
医療施設へ
到着
出来る限り、早急に診断だけでも行うことが望まれます。
 
 準備しておく物
熱中症の発症者に対して、応急手当を行うのに必要な物は以下の通りです。
[1]冷却剤
  (氷嚢、アイスパックなどと、冷水を作るために十分な量の氷)
[2] 送風器具
  (送風できるものならば、団扇、扇風機、服など、どのようなものでも可)
[3] 水 もしくは ゆるいお湯
  (可能ならば、霧吹きを用意し、その中に水を入れておく)
[4] 痙攣(ケイレン)の対処用に、塩分濃度0.9%の飲み物
  (例: 生理食塩水)
[5] スポーツ・ドリンク
  (塩分濃度0.1〜0.2%、糖分濃度3〜5%で、5〜15℃程度に冷やしたもの)
[6] 携帯電話
  (現場から、すぐに救急車を呼べるようにするため)
 
 養成しておく者
 最善は医師(医師免許を持つ者)がその場にいれば良いのですが、そこまでは難しいところが大部分と思います。そこで、応急手当ができる者がその場にいるようにしておくべきと思います。

 ただし、その手当できる技術的なレベルですが、心肺蘇生法が確実にできることが必要となりますので応急手当の講習を受けた者などでないといけません。

 また、現在は高校の授業や、自動車学校などで応急手当の講習を受けますが、その程度では、熱中症などの対応は難しいものと考えます。

 よって、一般の人(医療従事者以外のこと)の場合には、以下の講習などを受講した者となります。
[1]日本赤十字社の救急法救急員養成講習
  〜問合せ先:日本赤十字社各都道府県支部
[2]消防庁、消防本部の応急手当(救急救命)講習(上級救急救命員養成講習以上)
  〜問合せ先:各自治体の消防庁、消防本部など
 これらの講習については、熱中症への対処以外にも様々なことについての
応急手当の仕方を習得することができます。
 
手当
 熱中症は、元来、連続的なものであることは、「熱中症とは」のページで書きました。よって、熱中症の程度をはっきりと決めるには困難であることのほうが多いと考えます。そのため、熱中症にはその症状に対して対応を行っていくということ、また、緊急性のあるものに対して、時間を無駄にすることなく、優先して対処することが重要なものとなります。判断をしながら手当をするという、すべてが同時進行となることが必要されています。また、軽症の段階で発見し、手当を行うことが最善となる。
 
 現場での手当
[1]観察
 傷病者が発生した際、それがまずどのような症状かを観察する。 具体的には、まず、意識の状態を確認して下さい。名前を呼ぶ、肩を軽くたたく、応答ができるならその者が絶対にわかるはずの質問をするなどをしつつ、意識の状態がどの程度なのかを判断してください。
あわせて、生の兆候(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックを継続して行き、手当に必要なものを用意する。

[2]手当の実際
 熱中症の手当の基本
休息
(rest)
安静をさせる。そのための安静を保てる環境へと運ぶこととなる。
衣服を緩める、また、必要に応じて脱がせ、体を冷却しやすい状態とする。
冷却
(ice)
涼しい場所(クーラーの入っているところ、風通しの良い日陰など)で休ませる。症状に応じて、必要な冷却を行う。
水分補給
(water)
意識がはっきりしている場合に限り、水分補給をおこなう。意識障害がある、吐き気がある場合には、医療機関での輸液が必要となる。

 以上の三つがベースとなって手当を行ない、症状やその程度によって、手当の内容が決定される。すべての症状に対して、前述した熱中症の手当の基本を行なうが、追加して望まれる手当を記載する。
 
[1] 意識の有無、程度の確認
 まず、意識の状態を確認して下さい。名前を呼ぶ、肩を軽くたたく、応答ができるならその者が絶対にわかるはずの質問をするなどをしつつ、意識の状態がどの程度なのかを判断してください。

 意識が無い(呼びかけるなどをしても反応がない)、意識が回復しない状態は危険です>
また、応答が鈍い、言動がおかしいなどの場合も注意が必要です。
 必要な手当を行いつつ、至急、119番通報を行い救急搬送を要請する。
 
[2a] 意識の無いもしくは、反応が悪い(意識レベルが低い)場合
以下の項目を行います。
 A.気道の確保
 B.呼吸の確認
 C.脈拍の確認

 気道を確保した上で、呼吸の確認をする。呼吸が無かったら人工呼吸を行うことになり、また、続いて脈拍の確認を行い、脈拍が非常に弱い、もしくは止まっている際には、心臓マッサージを行という過程です。あわせて、バイタルサイン(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックを継続して行うことが必要です。
 
[2b]意識のある場合
 バイタルサイン(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックをし、涼しい場所へ運ぶ。衣服を緩め(必要に応じて脱がせ)、症状に対応していく。

ふくらはぎや腹部の筋肉の痙攣(全身のものではない)
 0.9%の食塩と電解質の入ったものを飲ませる。冷却の方法にある、冷水タオルマッサージを震えているところへ行なう。

失神(数秒程度内のもの)
 横に寝かせ、足を心臓より高く挙げるなどして、心臓へ戻る血液の増大を図る。

顔色が蒼白で、脈が微弱
寝かせた状態で足を心臓よりも高くなるように挙げて、可能ならば、静脈路を確保して、輸液を行う必要があるため、医療機関へ搬送する。

飲水できる
スポーツ・ドリンクなどを飲ませる

飲水が困難
上記同様に、医療機関へ運ぶことになる。

足先など末端部が冷たい
その部分の保温と、さするようにマッサージをする。

顔色が赤い場合
寝かした状態よりやや上半身を高くなる、座らせた状態とする。

吐き気、嘔吐
 水分補給が行えないので、すみやかに医療機関へと運ぶことが必要。

 どのような場合でも、必ず、"医師の診察"を受けること。
 
[3] 冷却
 「意識が無い、もしくは、反応が悪い」ならば、冷却を開始しつつ救急車を呼び、至急医療施設へと搬送する。その間に移動が可能ならば、冷却を継続しながら、涼しい場所(クーラーの入っているところ、風通しの良い日陰など)運ぶ。
 
 現場での冷却
意識が回復し、寒いと訴えるまで冷却
 以下に3つほど、冷却法を紹介します。総じての注意点として、震えを起こさせないようにすることがポイントとしてあります。
 冷却のポイント
○ 震えを起こさせない
  (その為には積極的にマッサージをする)
○ 下の方法で、@とAもしくは、AとBを併用して行う
○ 冷却は、意識が回復し、寒いと訴えるまでは続ける
○ その後に点滴もしくは水を飲ませるなどをする
○ 意識が回復しても再び意識が無くなることも想定されるため、
  継続注意をして観察する
○ やり過ぎを恐れず、積極的に行なう
  (人間の体温は低温側に対して強く、高温側に弱いから)
@ 冷水タオルマッサージと送風
 衣類をできるだけ脱がせて、体に水をふきかける、その上から、冷水で冷やしたタオルで全身、特に手足(末端部)と体幹部をマッサージ(皮膚血管の収縮を防止するため)する。風をおこすようにうちわ、タオル、服などで送風する。使用する水は冷たいものよりも、常温の水もしくはぬるいお湯が良い。
A 氷(氷嚢、アイスパック)などで冷却
 氷嚢、アイスパック、アイスノンなどを、腋下動脈(両腕の腋の下にはさむ)、頚動脈(首の横に両方から当てる)、大腿動脈(股の間にあてる)に当てて、血液を冷却する。
B 水を体表面にかけて送風(気化熱によって冷却)
 霧吹きなどで、水を吹きかけてその気化熱で冷却する。繰り返し吹きかけつつ送風する。皮膚表面を冷却しないで、かつ、震えを起こさせないよう注意。そのため、できるだけ温水のほうがよいと考えられるが、温水でないといけないものではない。送風にはドライヤーで温風を用いるのもよいが、うちわなどで扇ぐことでも可。
 
熱中症の判断
 熱中症とはのところで述べたことを踏まえ、医師や専門の者に向けての記述を行う。このカテゴリーは、医療従事者もしくはそれに関係する者のみを対象とするので、一般の方はあくまでも参考までにとどめてください。

 以下、安岡(1999)の報告をまとめてあるが、その内容は、サイト管理・運営者によって加筆修正を行っている。そのため、詳細の内容は安岡の報告を参考とされたい。
 
 V度 重傷度
 自己温度調節機能の破錠による中枢神経系を含めた全身の多臓器障害。

 意識障害、脱水、ショック、低酸素血漿などが合併しており、重篤で多臓器不全(体内で血液が凝固し、脳、肺、肝臓、腎臓などの全身の臓器の障害)を生じて、死亡に至る可能性が高い。
 
 V度の判断基準
(1)脳機能障害 意識喪失(1〜2分以上)
譫妄(せんもう)状態
小脳症状(奇異行動、失行など)
痙攣
(2)肝・腎機能障害 GOT、GPT、BUN、クレアチニンの上昇
(3)血液凝固障害 DIC
暑熱環境にさらされる、あるいは、熱産生の亢進の条件下にあった者が、深部体温(直腸温でのみ)39℃以上の高熱を有し、他の疾患が除外診断された後、熱中症を疑われる場合、この(1)〜(3)の兆候のいずれか一つでもあれば、V度とする。
 
<注意点>
○ スポーツ、運動が誘引となったV度E型(努力性熱射病)では、発汗が止まっているとは限らない。

○ 発汗停止の有無をV度と診断する、あるいは、U度とV度を区別するうえでの必要条件としていない。

○ 一次救命レベルで、深部体温(直腸温を指す)を測定する機能を持たない施設では、腋窩体温において39℃未満であっても、V度の危険性を否定しえない。また、体温が何度未満であれば、V度を否定しうるという考えは危険である。

○ 筋肉がよく発達している者ほど、体温が上昇しやすい傾向にあるとされている。
 
 U度 中等度
 めまい感、疲労感、虚脱感、頭重感(頭痛)、失神、吐き気、嘔吐などからなる多彩な病像を呈するため、そのものを定義することはできない。
 観察よりは、血圧の低下、頻脈(脈の速い状態)、皮膚の蒼白、多量の発汗などが見られる。

 脱水と電解質(塩分など)の喪失があり、末梢循環不全による虚脱に発展する。放置あるいは誤った判断を行なえば重症化し、V度へ移行する危険性をもっている。

 V度を除外したうえで判断を行なうこと。また、V度とU度の相違を定義すると、標的器官(脳・肝臓・腎臓・血液凝固系)の障害の有無となる
 
 T度 軽症度
 U度、V度を除外したうえでの、最後に残った疾患と考えるべきということを注意する必要がある。
 
熱中症の予後
 熱中症にかかった者が、暑い環境での運動を再開するには、相当の日数を置く必要があります。
どんなに症状が軽かったとしても、1週間程度。症状が重くなるにつれ、日数は増えていきます。詳しくはお医者さんと相談の上、当人の調子を鑑みながら、再開を決めることになります。

 その間は、暑い環境での運動や、激しい運動は厳禁となります。十分に回復するまでの休息の日数をおいたうえ、涼しいところでの軽めの運動から開始し、徐々に運動負荷を上げていくということになると思います。

 前述しましたが、一度かかった者は、再度かかりやすいということが言われています。十分に注意をしつつ、運動を行わせなければなりません。
 
出典
森田茂穂(1996) 熱中症-その予防と治療のポイント
救急医療ジャーナル 21 8-11

川原 貴(1996) スポーツにおける熱中症
救急医療ジャーナル 21 12-15

福家伸夫(1996) 薬物による熱中症
救急医療ジャーナル 21 23-26

山崎元ほか3名(1996) 高温環境下でのスポーツに必要な知識
慶応義塾大学スポーツ医学研究センター紀要 1996

安岡正蔵 他5名(1999) 熱中症(暑熱障害)T〜V度分類の提案
救急医学 23 p1119-1123
 
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